組織
研究開発項目8:アバター社会倫理設計 活動報告
メンバー
- グループリーダー
-
- 中野 有紀子(成蹊大学)
アバター共生社会倫理コンソーシアム運営とアバターコミュニケーションの研究
- 中野 有紀子(成蹊大学)
- 課題推進者
-
- 神田 崇行(京都大学)
モラルコンピューティングの研究開発 - 久木田 水生(名古屋大学)
モラル行動の研究 - 湯淺 墾道(明治大学)
アバターの社会実装課題研究 - アルベルト サンフェリュー(カタルーニャ工科大学)
Cooperative Social PIA (Perception-Intention-Action) model for Cybernetics Avatars
- 神田 崇行(京都大学)
概要
本研究開発項目では、CA利用における倫理・法律問題の研究と、モラルや文化等の社会学的側面を重視したCAの行動設計の研究に取り組む。
国や文化等の違いに起因するコミュニケーションギャップを軽減するCAを提案・開発する。CA利用者の不適切な行動も、自動的に適切な行動に変換するCAの機能である、モラルコンピューティングの研究開発に取り組む。そのため、モラルや異文化に関する倫理学的、哲学的研究に取り組むと共に、アバター共生社会倫理コンソーシアムにおいて、その妥当性を議論する。CA利用においてはプライバシー問題の検討が重要になるが、法学的にプライバシー問題を検討すると共に、アバター法を提案し、未来社会における社会規範を示す。
この研究開発項目は、研究開発項目7と密に連携する。
目標
CA利用におけるモラル的な行動の設計やアバター法を提案する。
その妥当性は、複数の企業や学者が参加するアバター共生社会倫理コンソーシアムを構成し、そのコンソーシアムで評価する。さらには、定期的にアバター共生社会倫理コンソーシアム主催の市民会議を開催し、一般市民の意見を取り入れながら、CAのモラル行動やアバター法を評価する。