組織
研究開発項目1:存在感・生命感CAの研究開発 活動報告
メンバー
- グループリーダー
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- 石黒 浩(大阪大学)
存在感CAの開発とCA自在操作インターフェースの研究開発
- 石黒 浩(大阪大学)
- 課題推進者
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- 小川 浩平(名古屋大学)
高臨場感遠隔操作インターフェースの認知科学研究 - 仲田 佳弘(電気通信大学)
人間型移動ロボット存在感CAの研究開発 - 塩見 昌裕 (ATR)
抱擁型生命感CAの研究開発 - 吉川 雄一郎(大阪大学)
生命感CAの開発と連携対話の研究開発 - 港 隆史(理化学研究所)
存在感CAの自在動作生成の研究開発 - 中村 泰(理化学研究所)
CAの対話動作学習機能の研究開発
- 小川 浩平(名古屋大学)
概要
本研究開発項目では、存在感・生命感を持つロボットやCGのCAと空間共有インターフェースを研究開発する。
現在のテレビ会議システムでは、議論を深めたり、共感したりすることが難しい。一方で、人間の知覚行動は三次元空間に適応している。そのため、操作者の身体として自然に用いることができる、存在感や生命感を持つロボットやCGのCAが必要となる。本研究開発項目では、存在感、生命感CAの拡張として、人間型移動CAや抱擁型CAを開発する。操作者がその場にいるのと同じ感覚を持てる空間共有インターフェース技術を開発する。そのために、Web会議ツール(ZoomやWebexなど)では伝達できない情報等を提示する機能を開発する。
この研究開発項目は、他の全ての研究開発項目と密に連携する。
目標
存在感・生命感を持つロボットやCGのCA(存在感CA、生命感CA)と空間共有インターフェースを実現する。
開発した存在感CAは、人間個人として存在感を持つことを、心理学的・脳科学的方法(対話者の反応行動や脳活動計測等)と実証実験で評価する。開発した生命感CAは、生命感だけを持つので、プライバシーを侵害すること無く孤独を癒やせることを、心理学的評価方法(対話者の反射行動やアンケート)や動物との比較実験で評価する。開発した空間共有インターフェースは、実空間と同様の他者との視線による対話行動や他者との同調行動等が発生するか心理学的方法(対話者の反応)と実証実験で評価する。