組織
研究開発項目5:CA基盤構築の研究開発 活動報告
メンバー
- グループリーダー
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- 宮下 敬宏 (ATR)
CA基盤構築及び階層的CA連携と操作者割り当ての研究開発
- 宮下 敬宏 (ATR)
- 課題推進者
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- 内海 章 (ATR)
利用者モニタリングと経験管理の研究開発 - 吉見 卓(芝浦工業大学)
CA及びCA基盤標準化
- 内海 章 (ATR)
概要
本研究開発項目では、多数のCAと操作者を結ぶCA基盤を研究開発する。
多数のCAを多数の操作者が利用するには、両者を結び付ける情報インフラであるCA基盤が必要不可欠である。このCA基盤を実現するために、まず基盤の階層構造を明らかにし、各階層の機能を実現すると共に、階層間のプロトコルを定める。基盤の階層は、利用者・CAモニタリング層、CA経験管理層、階層的CA連携層、操作者割り当て遠隔操作層からなる。プロトコルに従ってCA基盤のプロトタイプを実装し、街を対象とした広範囲の環境においてその性能を確かめ新たな課題を発見する。実社会実証実験に参加する企業による企業コンソーシアムと連携し、研究開発項目7で実施される実証実験を通じて、異種サービス、異種CAの相互運用性やスケーラビリティを考慮したCA基盤に発展させる。
この研究開発項目は、研究開発項目4、および研究開発項目7と密に連携する
目標
広範囲の屋外環境にCA基盤のプロトタイプを実装する。
その機能検証は、シミュレーションと実機で行う。シミュレーションによりプロトコルが適切に機能することを確認すると共に、多くのCAを用いた大規模な実証実験を通して、その機能や性能を確認する。